60代の日常的な節約術

日々の暮らしの中で60代でも無理なくできる節約術のブログ

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食費はひと月1万5,000円以内に節約する

生活費の中でもとりわけ大きな割合を占める食費。

昨年度(2023年)に引き続き今年も食品の値上げは止まらず、家庭の家計を圧迫し続けています。

値上げの要因は原材料の高騰をはじめ資源や燃料そして物流におよび、ダイレクトに飲食料品メーカーへ負担がのしかかっています(東京商工リサーチ参考)。

それにより特に子育て世帯には大きな痛手となってることは至極当然ですが、私のような一人暮らしの独身生活でも食品の値上がりの影響はとても大きいのです。

食費を削る余り栄養が偏って気づいたら生活習慣病を引き起こしてしまったり、またそれが原因で働けなくなってしまったら経済力が失われ、生活の基盤が崩れてしまいます。

真面目に考えると深刻になり、気分が暗くなってしまいそうです。

…とはいえ、食べることが大好きな私はいざ食材の買い物に行くと、テンションが上がって予定外のものまでついつい買ってしまうこともあります。

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ざっくりではありますが、食費と日用品だけは毎日家計簿をつけていて、月末になる頃にはいつも反省をしながらも食費にかかった費用は把握していました。

でもこれでは同じ事を繰り返しているだけで、何も変わらないことがようやくわかり、食費の制限(目標値)をつくることにしました。

以前は食べたい物を食べたいだけ買い物していたら、多い時には3万円を超えてしまう時もありました(一人分なのにねぇ。。)

そこで思い切って半分の1万5,000円まで下げて節約してみました。

月の始まりは調子いいのですが、後半になってくると段々必要な食費代が足りなくなってしまうのです。

例えば毎朝食べる食パンやお昼のお弁当に詰める食材、そして毎日なるべく意識して摂取したいキャベツやトマトなどの野菜類、さらに休日や夜のリラックスタイムに欠かさず飲んでいる大好きなカフェ・オ・レ用の牛乳などなど。

節約の目標値を超えても買わずにはいられないものもあります。

そこで食費の節約のために制限値を設けただけでもダメだと気づき、さらに次の方法に取り組むことにしました。

≪ひと月分の夕食のメニューを予め決めておく≫

朝食は毎日同じものしか食べないし、昼食も職場でお弁当持参だし、休みの日も似たり寄ったりのモノしか食べません。

ただし夕食だけは一人暮らしの特権で、好きな物をちゃんと食べたいし、楽しみでもあります(たまに料理する時間も気力もない時もありますが)。

なので月初めに今月夕飯に食べたいメニューをまずリストアップします。

次にリストアップした献立の横にそれぞれ数字の「1、2、3」と記入します。「1、2、3」は、1回目、2回目、3回目の意味です。

ひと月のうち3回ずつも同じ夕飯を食べることに抵抗があれば、レパートリーを増やせばいいのですが、それだと食材が増えてしまい節約できなくなってしまいます。

(ま、その辺は人それぞれだと思うので、ここでは私の節約術を紹介しているだけなので、興味が無ければスルーしてくださいませ。)

例えばメモ帳にこんな感じでひと月分をリストアップして、毎日見えやすい冷蔵庫にでもペタッと貼っておきます。

<リストの例>

*********************************

◯月分(31日分)

●アヒージョ(作り置き):1、2、3

●お魚料理:1、2、3

かき揚げうどん:1、2、3

●カレー:1、2、3

●キャベツ料理(作り置き):1、2、3

●グラタン:1、2、3

●スパゲッティ:1、2、3

●雑炊:1、2、3

筑前煮(作り置き):1、2、3

●焼きそば:1、2

●ラーメン:1、2

*********************************

こんな風に約10品目決めておけばOKです。

※ 上記以外にご飯やサラダ、お味噌汁やスープなどもメニューに合わせて食べてます。

そして毎日その日の気分でメニューを選び、食べ終わったメニューの数字を◯で囲みます。

例)①、2、3

こうしておけば、あとは脱線しないように予め決めておいたメニューを淡々と守るだけです。

もし色々な誘惑に負けそうになったら、心の中で「節約!節約!」と唱えましょう♪

あるいは自分に向かって「あなた、そんなに(お金に)余裕があるの?」と戒めます。これ、結構効きます。

この夕飯メニューを見える化しておくだけで、かなり節約できるようになりました。場合によっては「食費はひと月1万5,000円以内」という目標値よりも、安く上がる時もあります。

ぜひ一度試してみてください♪